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看護師におすすめの退職代行サービス6選!リアルな体験談も紹介

看護師におすすめの退職代行サービス6選!リアルな体験談も紹介

退職代行サービスは、看護師として働く人でも問題なく利用できます。しかし退職代行業者はたくさんあり、どの退職代行業者に依頼するか迷ってしまいますよね?

今回は、看護師におすすめの退職代行サービスを6社厳選してご紹介します。退職代行選びのポイントや注意点も解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

看護師におすすめの退職代行サービス
  • 職場いじめやパワハラのターゲットにされているなら退職代行を利用して辞めるべき
  • 退職代行を利用すれば看護師でも退職実行日から病院に行かなくていい
  • 失敗しない退職代行を選ぶポイントは「代行範囲」「料金」「評判」の3つ
  • 退職代行で退職するときは、すぐに返却できるよう貸与品をまとめておこう
  • どんなに辛い職場でも、SNSに悪口を書きこむと刑事責任を追及される恐れあり!
  • 退職代行を利用して安全かつスムーズに退職しよう
目次

【即日可】看護師におすすめの退職代行6選!

【即日可】看護師におすすめの退職代行6選!

退職代行業者名 退職代行OITOMA 退職代行バイバイト 弁護士法人みやび 退職代行SARABA 退職代行ガーディアン 退職代行EXIT
OITOMA バイバイト みやび 退職代行SARABAの画像 ガーディアン EXIT
運営元 労働組合 労働組合 弁護士 労働組合 労働組合 民間企業
料金 24,000円 16,000円 55,000円 24,000円 29,800円 20,000円
おすすめな人 低価格で丁寧な対応をしてくれる業者を探している人 退職をした後もしっかりとしたフォローを受けたい人 パワハラなどで精神的な苦痛を受け、会社や加害者に損害賠償請求をする予定がある人 深夜や土日祝の退職でも対応して欲しい人 確実に退職の交渉が可能な労働組合運営の退職代行に依頼したい人 退職代行にかかる費用を徹底的に抑えたい人
受付時間 24時間365 24時間365 24時間 24時間365 24時間365 24時間365
相談方法 LINE・メール LINE メール・LINE LINE・電話・メール LINE・電話 メール・LINE
無料相談
退職成功率 100% 100% 要問合せ ほぼ100% 100% 100%
即日退職 可能 可能 要問合せ 可能 可能 可能
全額返金保証 ◎ 
退職届の
無料プレゼント
転職サポート
口コミ・評判 相談にとても親身になって相談にのってくれた。退職までの手続きも早かった。 出勤日当日の依頼に対応してくれた。退職書類がくるまで何度でも相談に応じてくれた。 退職代行からパワハラの慰謝料請求まで一貫して対応してくれた。もう少し費用が安いと嬉しい。 LINE のやり取りがマニュアル通りで事務的なのが少し気になった。退職は問題なくできた。 ブラック企業を辞められて、希望通り有給を全部消化できた。 相談から退職まではスムーズだった。退職した後はあまり連絡が取れなくなった。
公式サイト

退職代行OITOMAは丁寧迅速な対応でスムーズに退職できる

退職代行OITOMAは丁寧迅速な対応でスムーズに退職できる

運営元 労働組合
利用料金 24,000円 追加料金一切なし
支払い方法 クレジットカード
受付時間 24時間365
即日退職
退職の交渉
未払給与・残業代の請求、訴訟対応
相談方法 LINE
無料相談
全額返金保証
その他
  • 退職届プレゼント
  • 転職サポート

退職代行OITOMAは、追加料金一切なしの24,000円で退職できる退職代行です。相談から退職完了まで、一貫した親身で丁寧な対応に定評があります。

退職代行OITOMAへの相談は気軽にLINEでできます。24時間365日受け付けているので、ご自身の都合のいい時間に相談しやすいです。

また依頼してから退職手続き開始まで、大変スピーディに対応してくれます。出勤当日の朝の依頼でも即日退職可能なので、「今日から仕事に行きたくない!」と突然限界がきてしまった人に最適の退職代行業者です。

退職代行バイバイトは退職後のサポートが手厚い

バイバイト

運営元 労働組合
利用料金 16,000円 追加料金一切なし
支払い方法 クレジットカード、銀行振込

各種決済サービス(要問合せ)

受付時間 24時間365
即日退職
退職の交渉
未払給与・残業代の請求、訴訟対応
相談方法 LINE
無料相談
全額返金保証
その他
  • 2ヶ月間無料アフターサポート
  • 転職サポート
  • 退職書類取得サポート
  • 有給消化サポート
  • 退職届プレゼント

退職代行バイバイトは、アルバイト・パートの退職に特化した退職代行です。正社員の方も依頼できますが、利用料金が異なるのでご注意ください。

雇用形態 利用料金
パート・アルバイト 16,000
正社員 24,000

正社員のほうが、利用料金は高くなります。しかし労働組合の退職代行の中では安いので、依頼するのはアリです。

また退職代行バイバイトは、退職後2ヶ月間無償でアフターサポートしてくれます。「職場からしつこく電話がかかってくる」などといった問題に対応してくれるので、退職した後も安心です。

弁護士法人みやびは損害賠償請求にも対応

弁護士法人みやびは損害賠償請求にも対応

運営元 弁護士
利用料金 55,000

※未払残業代や給与を請求した場合別途回収額の20

※他、郵送代など実費

支払い方法 要問合せ
受付時間 24時間365
即日退職
退職の交渉
未払給与・残業代の請求、訴訟対応
相談方法 LINE・メール
無料相談
全額返金保証
その他 要問合せ

弁護士法人みやびは、名前の通り弁護士事務所です。弁護士は退職の交渉や法的手続きができるので、未払い賃金や残業代を確実に取り戻せます。

ただし、お金を取り戻した場合は退職代行費用55,000円とは別に「回収した金額の20%」を支払います。

例えば未払残業代が100万円戻ってきたら、20%の20万円が報酬です。そのため退職代行費用は255,000円かかることになります。

また弁護士法人みやびは、労働問題に強い弁護士事務所です。会社でパワハラやセクハラ、職場いじめを受けている場合、加害者相手に慰謝料請求できる可能性があります。

弁護士法人みやびに相談すれば、退職代行から慰謝料請求までワンストップで問題解決してくれます。

退職代行SARABAは24時間365日対応

退職代行SARABAは24時間365日対応

運営元 労働組合
利用料金 24,000円 追加料金0
支払い方法 クレジットカード払い
受付時間 24時間365
即日退職
退職の交渉
未払給与・残業代の請求、訴訟対応
相談方法 電話・LINE・メール
無料相談
全額返金保証
その他
  • 行政書士監修の退職届無料配布
  • 無料転職サポート

退職代行SARABAは深夜や休日でも可能な限り、退職代行に対応してくれます。

退職代行SARABAのホームページを確認すると退職成功率がほぼ100%となっています。なぜ100%でないことをわざわざ伝えているのかというと、以下のような事情があるからです。

失敗したというよりも、会社側から、休業と退職のどちらがいいのかと問われたとお伝えした際に、休業の方をご依頼主様が選んだことが過去にあります。
仕事が原因で精神的に参ってしまい、自宅療養をしているのだから辞められた方がいいですよ。とお伝えしましたが、本人は休業を選びました。
退職には至らなかったわけなのでほぼ100%としております。
引用元:退職代行SARABA

退職代行を利用しても「本当に退職するか」は依頼者の判断次第です。ほぼ100%というのは、退職代行SARABAが依頼者としっかり向き合った結果だといえるでしょう。

退職代行ガーディアンは労働組合法人が運営

運営元 労働組合
利用料金 29,800円 追加料金0
支払い方法 銀行振込・クレジットカード払い
受付時間 24時間365
即日退職
退職の交渉
未払給与・残業代の請求、訴訟対応
相談方法 LINE・電話
無料相談
全額返金保証
その他 要問合せ

退職代行ガーディアンは、「東京労働経済組合」という東京都労働委員会に認証されている労働組合が運営している退職代行です。

東京労働経済組合は合同労働組合なので、有休消化や未払残業などの退職の交渉を合法的に行えます。

ただし退職代行ガーディアンは、退職後のフォローがありません。「退職後に会社から連絡がきたらどうしよう」「退職後の保険の手続きをサポートしてほしい」といった不安がある場合は、他の業者を検討しましょう。

退職代行EXITは代行費用が業界最安値級

退職代行EXITは代行費用が業界最安値級

運営元 民間企業
利用料金 20,000円
支払い方法 銀行振込・クレジットカード払い
受付時間 24時間365日
即日退職
退職の交渉
未払給与・残業代の請求、訴訟対応
相談方法 メール・LINE
無料相談
全額返金保証
その他
  • 有給サポート
  • リピーターは何度でも料金10,000円
  • 無料転職サポート

退職代行EXITは、退職代行の中でも特に大手の業者で、年間1万件以上の退職を請け負っています。

退職代行EXITの利用料金は20,000円と業界でも最安値級です。もしまた2度3度とEXITを利用する機会があれば、何度でも10,000円で利用できます。

「次の転職先が本当にいい会社かわからない」「また退職の悩みを抱えてしまったらどうしよう」といった不安を感じている方に向いている業者だといえるでしょう。

看護師が退職代行を使ってでも病院を辞めたほうがいいケース

看護師が退職代行を使ってでも病院を辞めたほうがいいケース

退職代行を利用するかどうかは個人の自由です。しかし状況によっては、無理矢理退職代行を利用しても病院を辞めたほうがいいケースもあります。

退職の意思を無視される

退職の申し入れをしても「無視される」「相手にしてもらえない」という状況の人は退職代行を利用したほうがいいです。

民法第627条には、以下のように示されています。

当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
引用元:e-Gov検索

つまり本来労働者が「退職します!」と宣言すれば、会社側が反対しようが無視しようが関係なく2週間経過後に退職できるのです。

看護師をしている人は、責任感の強い人が多いです。そのため「勝手に辞めると、患者さんに迷惑をかけてしまう」と考えて、退職の意思を受け入れてもらえるまで働き続けます。

しかし病院側はそんなことお見通しです。看護師たちの責任感を逆手にとって、無理に働かせ続けようとしているのです。

このような状態では、自力で何度退職の意思を伝えようとしても無駄だということがわかりますよね。

パワハラや職場いじめのターゲットにされている

パワハラや職場いじめのターゲットにされているなら、一日でも早くその職場から逃げ出すべきです。

パワハラや職場いじめのある職場では、心身に大きなストレスがかかりプライベートにも影響を及ぼします。例えばパワハラが原因でうつ病になってしまうと、以下のようなことが起こりえます。

  • 疲れているのに眠れない
  • 休日でも職場のことを考えて不安になったり怖くなったりする
  • 好きなことでもまったくやる気が起きない
  • なにをしても楽しくない

パワハラや職場いじめは職場で怖い思いをするだけではなく、あなたの人生を台無しにする恐れがあるのです。

心身に疲労が蓄積してしまい退職を伝える気力がない

心身に疲労が蓄積すると日々をこなすのが精いっぱいになり、退職する気力が失われる場合もあります。

看護師はどこの病院でも、人員不足の傾向があります。そのため一人の看護師が多くの患者や業務を担当していることもあるでしょう。

看護師は命を預かる責任の重い仕事です。ただでさえミスしないように気を使うのに、業務が過多だと心が疲れてしまいます。

また看護師は体力も必要な仕事です。肉体労働が多いだけでなく夜勤もこなさなくてはいけません。1日休みがあったくらいでは回復できない疲労が蓄積されていることもあります。

退職を伝える気力が残らないほど疲れるのは、正常な働き方ではありません。心身に限界が来る前に退職することをおすすめします。

看護師が退職代行を利用するメリット4つ

看護師が退職代行を利用するメリット4つ

退職代行を利用するメリットはたくさんあります。その中でも、看護師が退職代行を利用したときに得られる大きなメリットは4つです。

退職に独自のルールがある病院でも辞められる

「退職の申し入れは退職日の6か月以上前に伝える」「年度末しか退職を認められない」など、退職に対して独自ルールのある病院は少なくありません。

しかし民法では「退職を伝えてから2週間後に退職できる」と定められており、独自ルールと法律では法律が優先されます。

退職代行は法律にのっとって病院へ退職の意思を伝えるので、病院の独自ルールに関係なくスムーズに退職できます。

また「3年以内の退職には違約金が発生する」といったルールで、看護師を縛っている病院もあるはずです。

実は退職時に違約金を払わせることは、労働基準法で禁止されています。退職代行を利用すれば、病院にお金を払わずに安全に退職できるでしょう。

看護師長など上司に会わずに退職できる

退職代行は「依頼者に代わって退職を伝えるサービス」です。退職代行が看護師長などの上司に退職を伝えることになるので、上司に自分で伝える必要はありません。

また退職代行が病院側に退職の意思を伝える手段は、電話や内容証明郵便です。そのため退職を伝える場に、依頼者がわざわざ立ち会う必要もありません。

退職の意思を聞いた後の上司の反応をうかがったり、しつこい引き止めにあったりすることがないので、退職も精神的負担を大幅に軽減できます。

退職実行日から病院に行かなくていい

退職代行を利用すれば、退職実行日から病院に行かなくてよくなります。

さきほど「退職を申し入れれば、2週間で退職できる」とお伝えしました。しかし退職代行はその2週間を有休や欠勤にして病院に行かなくてよくしてくれるので、どんなに退職の交渉が難航しても「実質即日退職」が実現します。

有休が残っているのなら、実質即日退職のほうが病院に行かずに給料ももらえるので大変お得ですよね。

また病院との交渉で合意をとりつけて、本当の即日退職にすることも可能です。「今すぐにでも病院と縁を切りたい」とお考えなら、即日退職できる退職代行業者に依頼しましょう。

病院と直接やりとりしなくていい

依頼を済ませてからは退職完了まで、病院・依頼者双方の連絡窓口は退職代行になります。病院側からの連絡はもちろん依頼者からの連絡も全て退職代行を通して行われるので、病院と直接やりとりする必要はありません。

ただしまれに退職代行を飛び越えて、依頼者に直接連絡をとろうとする病院も存在します。その電話やメールには応答しなくてOKです。

病院から連絡があったことを退職代行に伝えれば、退職代行から病院に用件を聞いてくれます。

病院には退職代行が最初の電話をしたときに「依頼者に連絡しないよう」伝えています。病院から直接連絡がきても慌てずに、退職代行を頼ってください。

看護師が退職代行を利用するデメリット2つ

看護師が退職代行を利用するデメリット2つ

退職代行にはメリットばかりではなく、残念ながらデメリットも存在します。

いい面だけでなく、悪い面もしっかりと理解したうえで利用することが大切です。

円満退職は難しい

退職代行での円満退職はかなり難しいです。

退職代行を利用して退職すると、職場からいきなりいなくなってしまうことになります。見かけ上ばっくれと変わりないので「逃げ」「非常識」と思う人がいるでしょう。

またあなたがいなくなった分は、同じチームにいた人に業務のしわ寄せがいきます。ただでさえ忙しいのに他の仕事を引き継ぎなしで押し付けられたら、退職した人のことを恨みたくもなりますよね。

退職代行での退職は、ある程度人の怒りは覚悟しておいたほうがいいです。ただし退職後職場の人達と合うことはほぼないので、大袈裟に気にする必要もないでしょう。

退職代行を利用したことが同グループの医療機関にバレる可能性がある

病院は単独であることが少ないです。たいていは「医療法人 ○○会」といった医療グループで結ばれることによって、お互いに医療を支え合い高め合っています。

例えば日本で最大の医療グループ「医療法人徳洲会」の事業所は、全国で約400です。

医療グループ内では病院同士の交流もあるため、医師や看護師同士が繋がっていることも多々あります。同じ医療グループの病院だと知らずに転職すると、退職代行を利用したことがバレるかもしれません。

退職代行は合法の退職の手段です。バレたところで堂々としていればいいのですが、「バレたとき周囲の目が気になる」という人は医療グループを確認してから転職活動を進めましょう。

【失敗しない】看護師が退職代行を選ぶ時のポイント3つ

【失敗しない】看護師が退職代行を選ぶ時のポイント3つ

退職代行には「安価だからお得」「高額だから優秀」ということはあてはまりません。ここでは、看護師の方が退職を失敗しないための退職代行業者を選ぶポイントをご紹介します。

代行して欲しい範囲を考える

まずは自分がどこまで代行をして欲しいのか「代行して欲しい範囲」を考えましょう。退職代行は運営元によって代行できる範囲が違います。

運営元 民間企業 労働組合 弁護士
退職や本人の要望を伝える
退職日の調整・交渉 ×
有給や未払賃金など退職の交渉 ×
未払残業代・給与の請求 × ×
パワハラなどの損害賠償請求 × ×
訴訟対応 × ×

例えばどうしても即日退職したい人なら、労働組合か弁護士の退職代行に依頼したほうがいいということがわかります。

反対に退職さえ伝えてもらえればいいと考えている人にとって、弁護士の退職代行は必要ないですよね。

また退職代行には上記の表以外にも「退職後のアフターフォロー」や「転職サポート」、「引っ越しサポート」など独自のサービスを展開している場合があります。

それらも含めて「どこまで代行して欲しいのか」を考えるようにしましょう。

料金が相場とかけ離れていないか確認する

退職代行全体の料金相場は2.5~3万程度ですが、実際の料金の幅は1万ほどから10万以上と大変大きいです。

また運営元別の料金相場は以下になります。

運営元 料金相場
民間企業 10,00050,000
労働組合 25,00030,000
弁護士 30,000100,000

料金は代行して欲しい範囲を絞ったうえで、一度試算することが大切です。よく考えずに基本料金が安いからと飛びついた結果、あれこれとオプションが付いて高額になってしまうことも少なくありません。

もしご自身で試算するのが難しいときは、「追加費用なし」と明示されている退職代行業者がおすすめです。追加料金がかからないのであれば、提示されている料金で全てのサービスを受けることができます。

悪評や失敗の口コミがないかチェックする

退職代行業者には、様々な評判や口コミが寄せられています。その中でも悪評や失敗の口コミがある業者は避けるようにしましょう。

どんなに公式ホームページ上で「退職成功率100%」「お客様満足度100%」と書かれていても、実際の利用者の口コミに勝てるものはないでしょう。

もちろんネット上の口コミや評判は個人の感想やヤラセもあるので、全てを信じるわけにはいきません。

それでも火のない所に煙は立たぬと言います。悪評や失敗の口コミがたくさんある業者は、避けて損はないはずです。

退職代行を利用する前に看護師が準備しておきたいこと

退職代行を利用する前に看護師が準備しておきたいこと

退職代行利用前に準備をしておくと、退職の流れが非常にスムーズです。

もちろんこれらの準備ができていないからといって「退職失敗」なんて事態は全く起きません。事前準備をするのは、心にまだ余裕のある方だけでいいのでご安心ください。

病院からの貸与品をまとめておく

退職実行前には、病院からの貸与品をまとめておくようにしましょう。

貸与品は返却漏れがあると、退職後に病院から督促の連絡がくるので大変面倒です。貸与品リストを作成して、返却漏れチェックするといいでしょう。

  • 身分証
  • 白衣、ナースシューズ、カーディガンなど制服類
  • 通勤定期
  • 看護師寮のカギ
  • 病院の経費で購入した書籍、書類

また白衣などの制服は病院でクリーニングに出してくれる場合もありますが、自身でクリーニングする場合もあります。就業規定の返却方法を確認してください。

もし貸与品をまとめることができなかった場合は、「貸与物をどこに保管しているか」退職代行を通して病院に伝えましょう。家に保管している物は、退職完了後に病院へ郵送すれば問題ありません。

私物を持ち帰っておく

私物が残っていると、病院は勝手に処分できないので大変困ってしまいます。必要のない物から順番に少しずつ自宅に持ち帰ったり、処分したりするようにしましょう。

勤務年数が長いほど私物が多くなっているので注意が必要です。必要であれば私物リストを作って、引き揚げ漏れがないように工夫してください。

もし退職までに私物が持ち帰れなかったときは、私物の郵送先を退職代行から病院に伝えてももらいましょう。

引き継ぎ資料を作成しておく

退職代行で退職するときは、堂々と引き継ぎすることはできません。仮に引き継ぎをしようとすると怪しまれたり、業務の押し付けを疑われたりしてしまいます。

退職代行で退職するときのベストな引き継ぎ方法は、引き継ぎ資料の作成です。

引き継ぎ資料を作成するときは、毎日する仕事、曜日ごとの仕事、月ごとの仕事や担当の患者さんごとに分類してわかりやすくしておきましょう。

また退職代行で退職するときは、引き継ぎ資料を見ながら補足説明ができません。必要があれば図解や補足資料を挿入するようにして、誰が見てもわかる内容になるよう心がけましょう。

さらに「この業務は○○さんがわかる」など、内容がわかる人の名前も添えておくのも親切です。

もし引き継ぎ資料が用意できなかったとしても、たいていの病院は「1人の看護師しか知らない業務」というものはないので安心してください。

現にあなたがお休みしている日でも、病院は問題なく動いているはずです。どうしても必要なことだけ退職代行を通して伝えれば問題ありません。

次の職場を決めておく

当然のことですが、退職をすると安定した収入を失います。可能であれば退職前に次の職場を見つけておきましょう。

次の職場が決まっていれば退職しても給料が途切れないので、今後の生活を心配しなくても済みます。

しかし看護師の場合日々忙しく働いているうえに時間が不規則なので、仕事と並行して転職活動するのは簡単ではありません。

転職先が見つかっていない場合は、転職サポートのある退職代行が便利です。転職サポートは希望条件の仕事を提案してくれるだけでなく、履歴書・職務経歴書の添削や面談サポートまで行ってくれます。

転職サポートがあれば、退職後スムーズに転職先を決められるでしょう。

看護師が退職代行を利用して退職するまでの流れ

看護師が退職代行を利用して退職するまでの流れ

看護師が退職代行を利用して退職するまでの流れは、一般的に以下の通りです。

STEP.1
相談
まずは退職代行に相談しましょう。相談を24時間LINEで受け付けているところであれば、ご自身の都合の良い時間に相談できます。看護師の仕事は忙しく時間が不規則なことが多いので、LINE対応の業者が相談しやすいでしょう。
STEP.2
料金の支払・依頼
料金の入金確認ができたところで、正式に依頼ということになります。お急ぎの場合は、支払いも入金確認も早いクレジットカード払いに対応している業者がおすすめです。
STEP.3
退職代行の担当者と打ち合わせ
退職に必要な情報や退職の要望を担当者に伝えます。「有休消化がしたい」「私物を郵送して欲しい」といった要望をしっかり伝えておきましょう。
STEP.4
退職手続きの開始
退職代行が退職実行日に病院に電話で依頼者の退職の意思を伝えます。依頼者がすることはありませんので、担当者から「退職完了」の連絡がくるのを待ちましょう。

看護師が退職代行を利用したその後の流れ

看護師が退職代行を利用したその後の流れ

退職代行業者から「退職完了」の連絡がきた後の流れをご紹介します。

STEP.1
病院に退職届を郵送する・貸与品を返却する
病院に退職届を郵送しましょう。職場によっては「退職届は不要」と言われる場合もありますが、退職届は「退職を了承してもらった重要な証拠」になります。可能な限り受け取ってもらったほうがいいでしょう。また退職代行に退職届の代筆はできませんが、テンプレートを用意してくれている業者もあります。
病院から借りている制服などを返却します。貸与品の返却は直接持参しなくても郵送で問題ありません。
STEP.2
病院から退職の書類を受け取る
退職完了から10日~2週間ほどすると病院から源泉徴収票や離職票など、退職の書類が送付されてきます。退職の書類は失業手当の手続きや転職時に必要なので、必ず受け取りましょう。
STEP.3
退職代行に手続き終了の連絡をする
退職届の郵送や貸与物の返却、退職書類の受け取りが終わったら、退職代行業者に手続き終了の連絡をしましょう。

ここまでで本当の意味での退職完了です。

看護師が退職代行を利用するときの注意点

看護師が退職代行を利用するときの注意点

看護師が退職代行を利用するときには、注意していただきたいことが2点あります。

そんなことするわけないと考える方が多いはずです。しかし精神的に追い詰められてしまうと、普段しないはずの行動にでてしまうこともあります。

しかしこの2点をやってしまうと、退職代行と関係ないところで会社と大きなトラブルを抱えるかもしれません。

看護師が職場をばっくれるのは絶対NG!

看護師だけに限ったことではありませんが、職場をばっくれるのは絶対にNGです。職場の人からすると、退職代行もばっくれも「突然職場からいなくなる」ので同じようなものだと思われるかもしれません。

しかしばっくれは退職ではなく連続の無断欠勤なので、懲戒解雇になる恐れがあります。「懲戒解雇される」ということは「職場のルールを守れない問題看護師」のレッテルを貼られたのも同然です。

懲戒解雇のレッテルは目に見えませんが、転職面接で退職理由として申告する必要があります。問題ありの看護師を進んで雇う病院や会社は少ないので、転職ではかなり不利になるでしょう。

自分で退職を言い出せないのなら、最初から退職代行に依頼するようにしましょう。

職場の悪口をSNSに投稿しない!

辞めた(辞める)病院だからといって「○○病院はヤブ医者ぞろい」「看護部長の△△はパワハラ上司」など、職場の悪口をSNSで投稿するのは非常に危険です。

度の過ぎた書き込みは病院に懲戒解雇されるだけでなく、刑事責任を追及される恐れがあります。

  • 名誉棄損罪・・・3年以下の懲役若しくは禁錮又は50万円以下の罰金
  • 業務妨害罪・・・3年以下の懲役又は50万円以下の罰金
  • 侮辱罪・・・1年以下の懲役若しくは禁錮若しくは30万円以下の罰金又は拘留若しくは科料

実際に2010年には、「ラーメンチェーン店の運営会社がカルト集団と繋がりがある」といった内容を自身のホームページに書き込んだ男が、名誉棄損罪に問われ罰金30万円の刑に処されたという事例もあります。(最高裁判所判例集)

病院への一番の復讐は、あなたが退職後に幸せになることです。SNSへの悪口の書きこみで、自分自身を貶めないようにしましょう。

退職代行を利用して仕事を辞めた看護師の体験談

退職代行を利用して仕事を辞めた看護師の体験談

退職代行を利用して退職した看護師の方達は、いったいどのような体験をされたのでしょうか。ここでは4人の体験談をご紹介します。

大学病院を退職代行で退職した看護師

大学病院を退職代行で退職した看護師
こうきさん
Mさん

年齢:20 代
勤続年数:1年
私の勤めていた病院は大きな大学病院で、人間関係がよくありませんでした。4ヶ月ほどしたころから10年以上勤めている先輩看護師たちからのいじめが始まりました。先輩達の言い分は「あなたたちの成長のため」言いますが、悪口を散々言われ、わざと長い手術につかされたりといった嫌がらせを受けるようになりました。休日も病院に出て勉強し、半年経ったころには体重が10kg以上落ちました。このままではストレスでどうにかなってしまうと思いましたが、退職を言い出す勇気がなく退職代行の力を借りて退職しました。今は地元のクリニックでのんびりと働けています。病院ごとに雰囲気は違うのだと思いますが、大きな病院はもうコリゴリです。

看護師を退職代行で3日で辞めたけど後悔はない

看護師を退職代行で3日で辞めたけど後悔はない
ゆみさん
Yさん

年齢:20代
勤続年数:3日
私は病院を3日で辞めました。どうしても看護師は無理だ!と確信してしまったからです。3日で仕事の何をわかるんだと思われるかもしれません。私も他の誰かがそのような状態になったらそう思うと思います。看護学校で一生懸命勉強して、天職のつもりでなった看護師。でも1日目から看護師は向いていない!と直感的にそう思ってしまいました。2日目、3日目と気のせいだと自分に言い聞かせ働きましたが、看護師なんて嫌だ!と思う気持ちがどんどん膨れ上がり、退職せずにはいられなくなってしまいました。上司に辞めると言うのが気まずくて退職代行に代わりに言ってもらい、4日目は病院行かずに辞められました。奨学金の分割払いも交渉してくれたので、本当に助かりました。

職場の雰囲気に耐えかねて看護師を2ヶ月で退職

職場の雰囲気に耐えかねて看護師を2ヶ月で退職
さえさん
Sさん

年齢:20代
勤続年数:2ヶ月
看護師はずっとしたかった仕事で、毎日忙しくても頑張ろうと思っていました。しかし入職してすぐに人間関係に悩むようになりました。最初は自分も職場に慣れていないので気のせいだろうと思うようにしていましたが、配属先では先輩からのパワハラがあり辛くて腹痛や吐き気で悩むようになってしまいました。看護師で頑張ろうと思っていたのに業務ではなく人間関係で悩んでいる自分が嫌で悔しくて、辛かったです。極めつけには一番頼りにしていた先輩が休憩室で、他の先輩と同じように私の悪口を言っているのを聞いてしまったことでした。ここにいても状況は好転しないと悟り、他の病院に行くために退職代行に依頼しました。退職代行で担当の方からそれはお辛かったですねと言ってもらったときは涙が止まりませんでした。今の病院も前の病院と変わらずに忙しいですが、先輩たちとの関係もよく日々やりがいを感じながら働けています。判断が遅かったら、今頃心身を壊していたかもしれません。素早く対応してくださった退職代行にとても感謝しています。

看護師を退職して2週間で退職書類が届いた

看護師を退職して2週間で退職書類が届いた
こうきさん
Rさん

年齢:20代
勤続年数:3年
私は以前の病院に入ったとき、何としても3年は頑張ろうと決めていました。どんなに理不尽なことで怒られようが嫌がらせをされようが耐えに耐えて、3年頑張って看護師としての自信もついたので、看護師長に退職の申し入れをしました。しかし「人手が足りない」と強引な引き止めに遭って辞められませんでした。いわゆるブラック病院だと思います。退職代行に依頼して退職はできましたが、正直退職の書類が送られてくるか不安でしょうがありませんでした。でも退職代行の方が「お任せください」と言ってくれていたので、それを信じて待ってみました。何日か待っていると、退職の書類はちゃんと無事に送られてきました。私が何度退職したいと言ってもだめだったのに、すんなり辞められて、退職書類も送られてきて、有休も消化できて至れり尽くせりです。退職に悩んでいる友人がいたら、退職代行を教えてあげたいです。

【まとめ】看護師におすすめの退職代行サービス6選!

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看護師が退職代行を選ぶときは「代行して欲しい範囲」「料金と相場」「口コミ」がポイントです。

また退職代行を利用する際は事前準備をしておくと、スムーズに退職できます。しかし退職代行を利用するまで追いつめられている人は、準備する時間なんてないことが多いはずです。

準備ができていないからといって先延ばしせずに、まずは退職代行に相談してください。準備ができていなくても、急な退職でも「即日退職可能」な退職代行なら安全かつ確実に退職させてくれるでしょう。

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