MENU

退職代行を使って辞めるのはクズだ!という世間の意見を紹介

退職代行で辞めるのはクズで非常識?世間の意見と利用者の意見

インターネットで検索すると「退職代行 クズ」「退職代行 ありえない」といったネガティブなワードがたくさん出てきます。退職代行を利用することは、本当にクズで非常識なことなのでしょうか?

今回は退職代行に対する意見を参考にしながら、退職代行は利用すべきサービスであることを解説していきます。退職代行の基本情報もご紹介していますので、ぜひ退職代行選びにお役立てください。

退職代行を使って辞めるのはクズ?
  • 世間では退職代行を利用する人間はクズという意見がある
  • 本当は、退職代行を利用しないといけない状況に追い詰めた会社のほうがクズ!
  • 退職代行を利用した人は後悔することなく、次のステップに進んでいる
  • 心身に限界が来る前に退職代行に頼ろう!
目次

退職代行を使って辞めるのはクズだ!という世間の意見を紹介

退職代行を使って辞めるのはクズだ!という世間の意見を紹介

退職代行サービスは、現在では大変広く知られるようになりました。

しかし退職は「自分で伝えるもの」「直接上司に言わないのはマナー違反」といった考えがスタンダードなため、退職代行には否定的な意見が多い状況です。

ここでは、退職代行を利用することに対するTwitter上に見られる世間の意見をご紹介したいと思います。

退職代行を使って辞めるのはクズだ!という世間の意見
  • 自分で伝えずに、退職代行を使って辞めるのは非常識だ
  • 退職代行を使うのは頭がおかしい
  • 退職代行なんかに依頼する人間はクズだ

厳しい言葉もありますが、あくまで個人の意見です。退職代行の利用を考えている「あなた自身を否定した意見ではない」ことを理解したうえでご覧ください。

自分で伝えずに、退職代行を使って辞めるのは非常識だ

横にスクロールできます 
  • https://twitter.com/_grhty_/status/1646060715168665600

退職代行を利用するのは非常識だ!という意見はTwitter上に多く見られます。確かに退職は「直属の上司に直接伝える」のが社会人としてのマナーです。

ちゃんとマナーを守れないのは、非常識だと思われても仕方ないのかもしれません。

しかしマナーを守れないような精神状況に追い込んだのは、会社や上司、職場環境です。退職代行を利用した人がもともと非常識な人間だったわけではなく、なんとか退職を伝えようとした結果退職代行という手段になってしまったのでしょう。

会社を辞める人の中には、何も言わずにいきなり会社に来なくなる非常識な人もたくさんいます。退職代行利用者はお金を使ってでも退職を伝えたのですから、真面目な常識人と捉えられるべきです。

退職代行を使うのは頭がおかしい

横にスクロールできます
  • https://twitter.com/maripppppppppp/status/1171036044558360577

退職代行を使って退職するのは頭がおかしいという意見もたくさん見られます。このような考えの方は、自分自身が退職代行を利用しなくてはいけないような状況に追い込まれたことがない人です。

  • 上司からパワハラやセクハラを受けている
  • 職場いじめを受けて精神的に辛い
  • 入社前の説明と入社後の待遇が違い過ぎる
  • 不当な評価を受ける
  • 仕事をどんどん押し付けられる
  • 違法行為を強要される
  • 残業代が一切つかない
  • 退職しようとしても引き止められて退職できない

上記のような状況で心身共に限界にきたら「頭がおかしい」と言っている人達も、退職代行を検討するのではないでしょうか。

退職代行の利用は頭がおかしいのではなく、自分を守るための懸命な判断です。

退職代行なんかに依頼する人間はクズだ

横にスクロールできます

退職代行を使う人間はクズだという意見もあります。これらも今まで退職代行を使わないと辞められない状況になったことがない人や、今の会社が快適な環境の人からの意見です。

例えば「今の職場が合わない」と訴えれば人事がすぐに動いてくれる会社なら、退職代行を使う前に人事部に相談しますよね。

部署異動や転勤ができるのでいきなり「退職代行を使って会社を辞めよう」という考えに至らないでしょう。

しかし退職代行を利用した人は、精神的に追い詰められて生きるか死ぬかの状況に追い込まれた人が多いです。

「死ぬくらいならクズと思われることなんてなんともない」「常識にとらわれて人生を台無しにしたくない!」と覚悟して、退職代行の利用に至っているのです。

退職代行を使うのはクズではない!利用者の意見を紹介

退職代行を使うのはクズではない!利用者の意見を紹介

ここからは世間の厳しい意見にも負けずに、退職代行を利用して会社を脱出した人の意見をご紹介します。

退職代行を使うのはクズではない!利用者の意見
  • 退職代行を使わないと辞められない会社の方がクズ
  • 退職代行を使って辞める事は今の時代普通のこと
  • 心身に影響が出ており会社の人と話せないので仕方ない

実際に利用した人の意見は、退職代行の利用に迷いがある方への強い後押しになるはずです。また退職代行を否定していた方達も、退職代行の存在意義に気づくことができるでしょう。

退職代行を使わないと辞められない会社の方がクズ

横にスクロールできます
  • https://twitter.com/yucky1224/status/1127119015288000512

「退職代行を使う奴はクズだ」という意見の反対に「退職できない会社のほうがクズだ」という反論意見です。

会社の人間関係や待遇、労働環境のいい会社なら、辞めたくなるほど精神的に追い詰められることはないでしょう。

会社には労働衛生法で、以下のように定められています。

第三条 事業者は、単にこの法律で定める労働災害の防止のための最低基準を守るだけでなく、快適な職場環境の実現と労働条件の改善を通じて職場における労働者の安全と健康を確保するようにしなければならない。また、事業者は、国が実施する労働災害の防止に関する施策に協力するようにしなければならない。
引用元:e-Gov検索

会社は、快適な職場環境や社員の安全と健康を確保する義務があるのです。その義務を果たさずに、社員を退職に追い込んでいる会社はクズだといえるでしょう。

退職代行を使って辞める事は今の時代普通のこと

横にスクロールできます

冒頭でも少し触れましたが、今どき退職代行の退職は珍しくありません。2023年6月に公開されたキャリアデザインセンターのアンケート調査の結果によると、「退職代行を使ってみたいか?」という質問に対して、約6割の人が「使ってみたい」と回答しています。

この結果から、多くの人が退職代行を利用して退職することに抵抗を感じなくなっているのがわかるはずです。

退職希望のUさんUさん

珍しくなくても、退職代行での退職は法律違反になりませんか?

辞め先生辞め先生

退職代行は退職の手段の一つに過ぎませんので、法律違反になりません。

退職の意志は「直属の上司に直接伝える」ことが決まりのように言われていますが、これはあくまでマナーであって法律ではありません。

つまり直接でなくても、電話やメール、退職代行を使って退職を使えるのもアリです。

心身に影響が出ており会社の人と話せないので仕方ない

横にスクロールできます

会社のストレスを溜め込みすぎてしまうと、心身に様々な影響が出ます。

  • 朝急に涙が出てくる
  • 疲れているのに眠れない
  • 体が重だるくて起きられない
  • 会社に近づくと動悸がする
  • 緊張して言葉がうまく出なくなる
  • ずっと不安で仕事に集中できない
  • 今までにないミスが増える

このような症状がずっと続いている場合、すでに心身の限界が近づいている恐れがあります。

このような状況で出社して、上司に直接退職を伝えるなんて難しいですよね。ましてストレスの原因が上司など職場の人間関係だった場合は、なおのことです。

どうにか退職の意志を伝える手段を考えた結果、退職代行にたどり着くのはとても自然な流れだといえるでしょう。

会社の人と話すのが辛い状況のときに、退職代行に頼るのは仕方のないことなのです。

退職代行を使うのはクズかもと悩む人が同時に抱える疑問に回答!

退職代行を使うのはクズかもと悩む人が同時に抱える疑問に回答!

トレーダ歴2年のあかねさんあかねさん

退職代行を使いたい!でも使ったらクズなのかな?

トレーダ歴7年のこうきさんこうきさん

退職代行を利用したら、人生で不利になることはある?

退職代行の利用を検討しながらも、「クズ」「非常識」といった意見に振り回されてしまっている人は多くいます。ここでは「退職代行はクズかも」と悩む人が抱えている疑問に回答していきます。

退職代行を使うのはクズかもと悩む人が同時に抱える疑問
  • 退職代行を使って後悔しませんか?
  • 退職代行を使ったら会社に恨まれませんか?
  • 退職代行を使ったことが転職先にバレることはないですか?

退職代行を使うのはクズかもと悩む人が同時に抱える疑問に回答!

退職代行を使って後悔しませんか?

退職代行を利用して後悔するかしないかはその人個人の考え方に委ねられます。

BtoBサービスの比較メディアUtillyが2022年11月に行った「退職代行サービスに関する意識調査」によると、退職代行サービスを利用した人の94.4%が「期待通りの退職ができたまた利用すると思う」と回答5.6%の人が「期待通りの退職ができたがもう利用することはないと思う」と回答しています。

つまり退職代行を利用した人全員が、「いい退職ができた」「後悔していない」と感じているようです。

横にスクロールできます

一方退職代行を使った人よりも、使わなかった人の後悔の声は多く見られます。人の考え方は様々です。しかし退職代行を利用するか迷ったら、利用することを選択したほうがいいといえるでしょう。

退職代行を使ったら会社に恨まれませんか?

退職代行を利用して恨まれないか不安な方もいらっしゃいますが、心配しなくても問題ありません。

というのもそもそも労働者には憲法で「退職の自由」が認められていて、退職代行はその権利を代行しているだけだからです。

国に認められている退職を行使するだけなので、「退職代行を使った」という理由で会社に恨まれることはありません。

ただし退職代行を利用する前に「大きなミスをして会社とトラブルがある」「会社の重大な時機密情報を漏洩した」といったことがある場合は、話が別です。

ご自身の行為によって会社に大きな損害を与えると、損害賠償請求をされる恐れがあります。

ただしこれはあくまで「会社と個人の問題」であって、「退職代行を利用したこと」とは一切関係ありません。「退職代行を利用しても、恨まれることはほぼない」と覚えておきましょう。

退職代行を使ったことが転職先にバレることはないですか?

退職代行を使ったことが転職先にバレる可能性は、ほぼ0%です。

  • 退職代行の利用は離職票などの退職書類に載らない
  • 退職代行の利用は役所やハローワークなどに登録されることはない
  • 退職代行を使っても、履歴書や職務経歴書に書く必要はない
  • 退職代行を使ったことを転職先に申告する義務はない

以前の職場と転職先の誰かが繋がっていて、「○○という人が退職代行で退職した」という情報が流れることがあるかもしれません。

しかしそのような可能性は、ほぼないです。またそのようなことをいちいち気にしていたら、人生においてどんな行動も起こせなくなってしまいます。

「退職代行を使って辞めました!」と自分でおおやけにしない限り、バレないと思って問題ないでしょう。

退職代行とは?基本情報を抑えよう!

退職代行とは?基本情報を抑えよう!

退職代行は、依頼者に代わって退職の意志を伝えてくれるサービスです。しかし具体的にどのようなサービスで、メリットやデメリットがあるのかご存じではない方も多いでしょう。

ここでは退職代行の基本情報3つを抑えておきましょう。

退職代行の基本情報
  • 退職代行を使う際の料金相場
  • 退職代行に依頼して会社を退職する流れ
  • 退職代行を利用するメリット・デメリット

退職代行を使う際の料金相場【運営元別】

退職代行サービスには多くの業者があり、業者ごとに料金のシステムや金額は異なります。1万円ほどで依頼できる業者があれば、10万円以上する業者もあるようです。

全体の費用相場は2~3万円ですが、あまりに料金の幅が広いので目安になるとは言いにくいですよね。しかし業者の運営元別の相場であれば、ある程度料金相場を絞りこむことができます。

運営元 料金相場
民間企業 10,00050,000
労働組合 25,00030,000
弁護士 30,000100,000

運営元別に料金相場が違うのは、対応できる業務範囲に差があるからです。

運営元 退職を伝える 退職の交渉 訴訟対応
民間企業 × ×
労働組合 ×
弁護士

ご自身が退職代行に希望する業務範囲を考えれば、退職代行の料金で損することはないでしょう。

退職代行に依頼して会社を退職する流れ

退職代行の依頼から退職までは、大きく4STEPあります。依頼する業者によって前後する場合もありますが、スタンダードな流れをご紹介しましょう。

STEP.1
まずはご相談
まずは退職の悩みを相談することから始めましょう。不安や疑問に思っていることを無くしてから依頼することが大切です。また相談するときは24時間365日対応、何度でも無料相談可能な業者を選びましょう。
STEP.2
依頼・料金の支払い
たいていの退職代行業者は「料金前払い制」です。料金の入金確認ができて、正式な依頼が完了します。
STEP.3
事前打ち合わせ
退職を実行する前に退職希望日やご本人の情報、会社の情報など、退職代行に必要な情報を業者に伝えます。
STEP.4
退職
退職希望日に退職代行業者が会社に退職の意志を伝えるところから、退職が始まります。依頼者は基本的に何もすることがありません。退職代行業者から退職完了の連絡が来たら、退職届や会社からの貸与品を会社に郵送しましょう。

退職代行を利用するメリット・デメリット

メリットやデメリットも、大切な基本情報です。メリットだけでなくデメリットもしっかり理解したうえで、退職代行の利用を検討しましょう。

退職代行を利用するメリット

  • 退職の精神的な負担が軽減できる
  • 上司と合わずに退職できる
  • 会社に行かずに退職できる
  • 会社や上司と連絡を取る必要がない
  • 退職にトラブルになる心配がない
  • どのような退職理由でもほぼ100%退職できる

退職代行を利用するデメリット

  • 退職するのに費用がかかる
  • 悪質な業者に依頼してしまう恐れがある
  • 元職場の人達との関係が悪くなる

退職代行を実際に利用して会社を辞めた人の体験談

退職代行を実際に利用して会社を辞めた人の体験談

最後に、退職代行を実際に利用して会社を辞めた人の体験談をご紹介します。「退職代行を利用して退職したい」と考える理由は人それぞれです。しかしその背景には、会社で働き続けることが辛くなった原因が必ずあります。

体験談を読んで、「退職代行を利用するべきか」「どのような退職代行を利用したらいいのか」考えてみてください。

もう限界!仕事のストレスに耐えられなくなった20代女性

もう限界!仕事のストレスに耐えられなくなった
ゆみさん
ちさとさん

年齢:20代
勤続年数:1年半
もう限界!ってなるのは本当に突然でした。職場では年配のパートさんが幅を利かせていて、新卒で入った正社員のことを完全に見下していました。そのくせにお客様と何かトラブルがあると、「正社員なんだから」と矢面に立たされました。それが当たり前になっていて、上司に訴えてもパートさんのご機嫌ばかり取って、こちらの状況を改善してくれることはありませんでした。憧れて入った仕事なのに、苦痛で仕方がありませんでした。毎日朝になると涙が出てきて、重たい足を引きずりながら会社に行っていたのですが、ある日限界がきて退職代行に泣きつきました。退職代行の手続きはあっという間で、依頼をしてから2時間後には「退職完了」の連絡をもらいました。あのときの解放感は一生忘れられません。ありがとうございました。

退職代行を使うのはクズでも非常識でもないので安心しよう

退職代行を使うのはクズでも非常識でもないので安心しよう

退職代行を使って会社を辞めるのはクズではなく、自分を守るための賢い退職手段です。辛い状況で無理に働き続けるとストレスが蓄積していき、いつか心身に限界がきてしまいます。

心身が壊れると、日常生活に支障をきたすかもしれません。そのような状況になったときに、会社は助けてくれないでしょう。

自分を守れるのは、自分だけです。心身に危険を感じたら、手遅れになる前に退職代行に相談しましょう。

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる